2019年9月に成田空港からヴェネツィアのマルコ・ポーロ空港までオーストリア航空のエコノミークラスに乗った搭乗記です。
ヴェネツィアに行くには途中ウィーン国際空港で乗り継ぎが必要です。
乗り換え時間が90分しかなく不安でしたが、難なく乗り換えられました。
オーストラリア航空を選択した理由は、航空券比較サイトスカイスキャナー で安かったからです!
写真は機内から撮影した日本上空(青森から北海道にかけて)です。
日本上空はとてもよく晴れていたので、機内からずっと日本の大地が見えていてとてもきれいでした。
湖に雲が映っている様子に感動したので、思わず写真を撮りました。
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オーストリア航空 出発前の準備編
オーストリア航空のエコノミークラスは座席指定できるの?
結論から言うと、日本⇔ヨーロッパ間の便ではWebチェックインのときに無料で座席指定することができます。
Webチェックインは出発の47時間前から可能です。
それより前から座席指定をしたい場合は手数料がかかります。
エコノミークラスは35ユーロ、プレミアム・エコノミークラスは55ユーロです。
一方ヨーロッパ内の路線では、エコノミークラス、エコノミーフレックスのチケットを購入した場合は、事前にaustrian.comサイト内の「予約の管理」画面から座席指定できます。
ただしエコノミー・ライトの場合は12ユーロの手数料がかかります。
オーストリア航空エコノミークラスの手荷物の数とサイズ
今回は成田空港からウィーンへ向かう長距離路線のエコノミークラスのチケットを買いました。
機内持ち込み手荷物
エコノミーとプレミアムエコノミーは1つ。重さは8kg以内、サイズは最大55 x 40 x 23cmです。
(ビジネスクラスは同重量、同サイズの範囲内で2つまで持ち込めます)
預け入れ手荷物
預け入れ手荷物の数量と重量は、予約クラスや運賃オプションによって異なります。
日本からヨーロッパへ飛ぶ「大陸間路線」の場合、預け入れ手荷物が2つに増量されている場合がありますので、航空券もしくは予約確認書を確認してみましょう!
今回管理人のチケットは、23kg以内、縦+横+幅=158cm以内の手荷物2つまで預け入れ可能でした。
オーストリア航空のWebチェックイン
オーストリア航空のWebチェックインは47時間前から可能です。
48時間以上前にログインしようとすると「フライトが見つかりません」とエラーメッセージが表示されます。
Eチケット番号または予約コードを用意しておきましょう。
予約コードは「RESERVATION CODE」です。
「RESERVATION NUMBER」とは異なります。
管理人はスカイスキャナー
を通してH.I.S. オンライン予約センターから航空券を購入したのですが、RESERVATION CODEもRESERVATION NUMBERも日本語では「予約番号」と書かれていました。
最初、RESERVATION NUMBERのほうを入力してしまい、該当のフライトがみつからないとエラーメッセージが出て焦りました!
管理人の環境からアクセスしたところ、最初はドイツ語ページが表示されました。
ページ右上のプルダウンメニューから「日本語」を選択できます。
オーストリア航空は成田空港の第一ターミナルを利用
オーストリア航空のチェックインカウンターは、第一ターミナル、南ウイングの4階「Iカウンター」です。
成田空港第一ターミナルへのアクセスは、JRか京成線の「成田空港」駅です。
管理人はたいてい、”京成成田スカイアクセス線 アクセス特急”に乗っています。
特急と名がつくけど、特急券料金はかかりません。
オーストリア航空搭乗記エコノミークラス搭乗記編
オーストリア航空エコノミークラスの機内の様子
座席の幅はこんな感じ
オーストリア航空のエコノミークラスはこんな感じです。
ANAと比べるとちょっぴり古めで清掃も行き届いてない感じですが(テーブルにパンくずが残っていたりする)、特に問題を感じるほどではありません。
アメニティは?
エコノミークラスのアメニティはクッション、毛布、イヤホン。
スリッパやアイマスクは付きません。
機内のエンターテインメントは?
エンターテインメントは映画や音楽が楽しめます。
邦画も含まれていましたし、日本語字幕を表示できる作品もある程度ありました。
あまり選り好みしないのであれば、退屈せずに過ごせそうです。
スマホを充電できる?
各座席には充電用のUSBポートが1つだけ付いています。
スマホやタブレットの充電に使いました。
オーストリア航空の機内は寒い?
事前にネット情報で寒いと読んでいたので用心して厚手のカーディガンを持って行きました。
対策が功を奏して管理人は寒くなかったです。
が、シートベルトサインが消えた途端に座席の上にしまった鞄から上着を取り出す人、毛布を肩からすっぽりかぶっている人など結構いましたので、寒い方であることは確かなようです。
エミレーツやカタール航空など中東系の航空会社は涼しいことが多いように感じますが、それぐらいの温度という体感でした。
オーストリア航空エコノミークラスの機内食
正直言ってやや残念でした!
あまりおいしくない上、品数が少なく量も少ない…
でもスナックを2回配ってくれるので、腹が減って困るってほどではありませんでした…
エコノミー、1回目の食事
最初の食事のメインは、
「ポークかジャパニーズ・チキン」
を選ぶものでしたが、私の席は後ろの方だったため、ジャパニーズ・チキンは終わっていました。
ジャパニーズ・チキンって焼き鳥だったんでしょうかね……?
問答無用でポークになりました。
デミグラスソース風の塩味の強い茶色い液体の中にパサパサの豚肉と、細切りになった玉ねぎ、なんだか分からない黄色い野菜が浸かっていました。
腹いせに頼んだ赤ワインは機内で飲むものとしては悪くなかったです。
軽い飲み口で飲みやすいものでした。
メイン以外は、
- ラスクのようにスカスカの噛みごたえのパン
- めんつゆをかけて食べる冷やし蕎麦
- ヘーゼルナッツチョコのウエハース
- バター、蕎麦にかけるきざみ海苔とわさび
バターと海苔はおいしかったです。
蕎麦がモンブランに見えたので、最初に食べようとしたら蕎麦でショックを受けました!
蕎麦はあまり好きではないので、ANAのように品数の多い航空会社で出たときは手を付けないのですが、今回は量が足りないのでいただきました。
蕎麦、海苔、わさび、めんつゆなどは日本で積んだものでしょうから特に問題はありません。
パンはヴェネツィアのスーパーで半額のを買ってきて3日後…みたいな食感。
もしくはグリルであたためたけど食べなくて、またグリルへ…を2回ぐらい繰り返したような…。
袋には入っていないので、あたためなおしも可能に見えますが、真実は分かりません。
エコノミー、到着前の軽食
到着前の食事も、品数・量ともに少なかったですが、トマトソースとチーズのソースがかかったマカロニだったので、自分の味覚にあっていて、これはおいしくいただけました。
上の写真の上側に移っているのが軽食のメインディッシュです。
白く二つ大きく見えるものは、鶏むね肉です。
90分間でウィーン空港の乗り継ぎは簡単でした!
成田→ヴェネツィア(ウィーン乗り継ぎ便)のスケジュール
今回管理人が搭乗したOS52便のスケジュールは以下の通りです。
フライト時間の合計は13時間5分、ウィーン空港での乗り継ぎ時間が1時間45分の予定でした。
しかし成田空港からの出発が遅れ、実際は13時50分の出発、ウィーン空港に到着したのは18時50分頃でした。
ウィーン空港での乗り継ぎの様子
本来、乗り継ぎは1時間45分あるはずだったのですが、成田空港が混んでいて滑走路が長蛇の列だったため15分遅れ、1時間半になってしまいました。
入国審査がまた長蛇の列で大丈夫かなと思いましたが、コンパクトで分かりやすい空港なので、むしろ余裕があったぐらいでした。
音楽の都ウィーンの玄関口といったときめきが感じられるような空港ではありませんが、乗り継ぎの指示など分かりやすく実用的でした。
ウィーン→ヴェネツィア間は乗ったらすぐ!
飲み物とお菓子(長距離線でも出たウエハース)を出してくれました。
でもウィーン-ヴェネツィア間は電車でも行ける距離で本当に近いので、空の上で安定している時間がわずかです。
上がったと思ったら降りるので、トイレは乗る前に済ましておくほうが良さそうです。
エコノミークラスの機内を快適に過ごすための7つ道具
日本⇔ヨーロッパ間のフライトは12時間ぐらいかかるので、横になって眠れないエコノミークラスでの移動は体力的に結構きついですよね。
2016年からヴェネツィアに住んでいるため、長時間フライトを何度も経験している管理人が、少しでも快適に過ごすための「7つのアイテム」をご紹介します。
リップクリームとハンドクリーム
乾燥した機内では、リップクリームなど保湿化粧品が欠かせません。
またトイレに行くたびに手を洗うので、ハンドクリームも持っていきます。
リップクリームやハンドクリーム、さらには歯磨き粉も「機内持ち込み制限のかかる液体」に含まれます。
透明なビニール袋(1リットル以内)に入れて機内に持ち込みましょう!
折りたたみ式コップ
機内のトイレで歯を磨くときに便利なのが、シリコン製の折りたたみ式コップ。
じゃばらになっていて、引き出すことでコップになります。
アイマスク
管理人は暗くないと眠れないので、アイマスクが必需品です。
寝ている間に汗をかいて目の周りがかゆくなるような敏感肌の方は、シルク100%のアイマスクを選ぶと素肌にやさしく、アイマスクの存在を気にせずにぐっすりと眠れて快適です。
折りたたみスリッパ
日本人なら長時間フライト、靴を脱ぎたいですよね!――と思いきや、西洋系の方々も靴を脱いで靴下で過ごしているのをよく見かけます。
靴下だと機内は冷える上、席を立つたびに靴をはく面倒がないので、スリッパ持参が便利です。
中東系の航空会社だとアメニティとして支給してくれることもありますが、ヨーロッパ系だと見かけませんね……
耳栓よりも効果的なノイズキャンセリング・イヤホン
機内のゴーっていう音、気になりませんか?
耳栓をする人も多いと思いますが、ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンは雑音を強力にカットしてくれます。
SONYの「WI-1000XM2」なら、ノイズキャンセリング機能使用時でもバッテリーの持ち時間が10時間と長く、長時間のフライトに対応できます。
しかし……、耳栓代わりに買う値段ではありません。
いい音で音楽を聴くためにもともと高価なイヤホンを使っている人が、買い替えを検討するにはよいと思います。
管理人は、ノイズキャンセリング機能付きのウォークマンを愛用しています。
ウォークマン+付属のイヤホンで、上記商品ぐらいの値段です。
機内用のエコバッグ
最後に、普段使いのエコバッグ(コンパクトに丸められるもの)を機内持ち込み手荷物の中に入れておくのもお忘れなく!
フライト中は手荷物を頭の上にしまうことになりますので、ここで紹介した「機内快適グッズ」と、スマホの充電ケーブルを入れて足元に置いておくのに、エコバッグがひとつあると便利ですよ。
オーストリア航空エコノミークラスの総評と関連リンク
オーストリア航空、また利用したいかというと、今回のように安くなっていれば利用します!
以下、気に入った点といまいちな点をまとめてみました。
オーストリア航空でヴェネツィアに行く利点
- ウィーン空港での乗り継ぎがラク。機内持ち込み手荷物が重い場合、あまり長い距離は移動したくないものなので、空港がコンパクトで分かりやすいのは利点。
- ウィーンからヴェネツィアが1時間。中東系は言うに及ばず、パリやロンドンで乗り継ぐよりもっと近いので楽ちんです。
オーストリア航空エコノミークラスの残念なところ
- 機内食!
これに尽きます。
機内やウィーン空港が古びていても気にならないけど、料理はANAや中東系に近づいてくれると嬉しいです!
航空券を予約したら、次はホテル♪
ヴェネツィアなどイタリアのホテルを探すときにおすすめのサイトは、
の3つです。
管理人がイタリア国内旅行をしたときは、これら3つのサイトをパソコンのブラウザのタブでひらいて、比較しながら予約しました。
比較するのめんどくさいんだけど。どれが一番安いか教えてよ。
難しいなあ…… 経験から言うと、AgodaとBooking.comで安かったことが多いかな。でもすぐ売り切れるシングルルームは、この2つで完売していても、Expediaなら残っていたりするんだよ。
だから3つのサイトを見ちゃうんだけどね!
万一の場合に備えて海外旅行保険
損保会社の海外旅行保険に加入すれば万全ですが、そこまではいいかな……という場合は、海外旅行保険が自動付帯のクレジットカードを持っていくのがベストです。
”自動付帯”がポイント・・・旅行代金を払わないと海外旅行保険が適用されないカードもあるので注意しましょう。
というわけで、、、
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