浮き橋が出現!レデントーレ教会の祭り&花火の情報とフォトレポート

レデントーレ祭ベネチアの日々
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今年もレデントーレ祭「フェスタ・デル・レデントーレ」の時期が近づいてきました
16世紀末にヴェネツィアを襲ったペストの流行を終息させてくれたことを神様に感謝するお祭りです。

花火の打ち上げもありますが、このフェスタのために本島とジュデッカ島の間に臨時の浮き橋が架かるのが一番のポイントです。

この夏ヴェネツィアを訪れるなら、ビエンナーレ(国際美術展覧会)もどうぞ!
こちらの記事に詳細を書いています

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レデントーレ祭、2019年の日程

レデントーレ祭は毎年7月の第3土曜日から日曜日にかけて行われます。
2019年の日程は、7月20日(土)~7月21日(日)です。

今年の時間割はレデントーレ祭公式サイト(英語)によると、

  • 午後7時:橋の開通
  • 午後11時30分:花火打ち上げ開始

となっています。

去年、管理人が友人たちとお祭りを楽しんだときのタイムスケジュールは、

  • 6:45頃、本島側で橋の開通を待機
    (真夏に人込みの中で待つのはつらかったので、開通してから行けばよかったかも知れませんが、花火のための場所取りのことを考えると早めに着きたいところです)
  • レデントーレ教会の前で市長の「開会のあいさつ」を聞く。
    (今年もこの伝統的な祭りを開催できたことを喜ばしく――などの長い話で、子供のころの運動会の校長の話を思い出す。とにかく暑いので外に立って人の話を聞くのはつらい)
  • レデントーレ教会でミサにあずかる
    (心が晴れやかになるような美しい教会です)
  • ミサ後、教会から少し離れたところにレジャーシートを敷き、持参した弁当を食べながら花火まで待機
  • 突然の雷雨・・・
  • 夜には雨も上がり、無事に花火を見ることが出来ました。

イタリアは日本より高緯度なうえ、夏時間を採用していることもあり、橋が開通する午後7時はまだ昼間のような明るさです。
このページのトップ写真は2018年のレデントーレ祭のときに橋を渡りながら撮ったものです。
夜7時半頃の撮影ですが、とても明るいですよね。
9時近くなってようやく日の入りです。


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レデントーレ祭の開催場所と花火の見える位置

祭りの中心はなんといってもレデントーレ教会です。

レデントーレ教会はヴェネツィア本島ではなく、ジュデッカ島に位置しています。

ふだんならヴァポレットに乗らなければ行けません(「Redentore(レデントーレ教会前)」下車)。
でもレデントーレ祭のときだけは本土側から橋が架かり、歩いて渡ることができます。

この橋、正式には「ponte votivo(奉納の橋)」という名前ですが、「ponte di barche(ボートの橋)」とも呼ばれる通り、たくさんの船を並べその上に橋を渡した浮き橋です。

レデントーレ祭の浮き橋

レデントーレ祭の浮き橋

橋の上から渡りながら撮った写真です。

祭りの少し前から準備が始まり、当日(土曜日)の夕方まで渡ることはできません。
開通の前には人だかりの中並んで待ちました。

花火はどこから見える?

花火はイタリア語でFuochi(フオーキ)、炎(fuoco)の複数形です。

ジュデッカ島側から見る

花火なのでどこからでも見えるのですが、去年管理人はレデントーレ教会の前から観ました。
視界はこんな感じになります。

レデントーレ祭の花火の様子

レデントーレ祭の花火の様子

実ははじめは海に面した通りにレジャーシートを敷いて待機していたのですが、途中で大雨に襲われてしまい教会の中に避難したので、結局教会の前から見ることになったのです。
橋の開通を待たずにジュデッカ島にやってきて、我々よりずっと前から場所取りをしていた人たちも大勢教会の中に移動していました。

ジュデッカ島で花火を見るためのベストポジションは、雨が降る前に待機していた海沿いの道になると思います。
花火の打ち上げ時には雨が上がったとはいえ、石畳の道は濡れていたのでもう一度レジャーシートを敷く気にはなれませんでした。

ヴェネツィア本島から見る

奉納橋を渡らず、サン・マルコ広場から見ることもできます

公式サイトが紹介しているレデントーレ祭の花火の映像は、サン・マルコ広場から撮影したものでした。

Festa del Redentore – Venezia 2018 – video ufficiale

こちらもすごい人ですね……

島の中の高い建物から見ることもできます。
おととしは、オーストリアからの留学生の友達がテラスに出られる高い建物に住んでいたので、そこにお邪魔して見せていただきました。

レデントーレ祭の花火

視界はこんな感じでした(花火の写真を撮るのが下手ですまん)。
少し遠いですが全体が見えます。
人込みの中で待機しなくてすみますが、このときは寒かったですね~
夜11時に高いところに上がると、意外と風が冷たかった覚えがあります。

海の上から見る

海に船を出して花火を待機している人たちがたくさんいます。

レデントーレ祭の船

屋根のない船もたくさんありますが、大雨が降ったときはどうしたんだろう……

小さなボートで繰り出している花火客もたくさんいるので、浮き橋を渡りながら友人が、
「船の人たち、トイレはどうするんだろう」
と言っていました。
海に粗相するのではないかと……

なお、浮き橋の上からは花火を見ることができません
安全上の理由だと思いますが、花火の時間帯には一時的に封鎖されます。

レデントーレ祭の花火時の浮き橋

誰もいなくなった浮き橋の様子です。

花火終了後にはまた通れるようになります。

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持ち物、服装など注意点

夕方から夜にかけての時間帯とはいえ、真夏の人込みの中で花火を待つことになるので、水分補給はしっかりしましょう。
トイレはレデントーレ教会で無料で貸していただけます。
修道士の方が案内してくださいます。
たくさんの観光客が使っていますがきれいでした(イタリア基準)。

夏のヴェネツィアは天気が変わりやすく、夕立や雷雨に襲われる日も少なくありません。
は用意しておきましょう。

しかし雨が降らなければ日差しが強いので、日焼け対策もしっかりと。
基本的にサングラスも必須です。

教会の中では肩の出る服装は禁止されています
肩ひもの服で訪れた観光客には入り口でケープを渡してくれますが、夜になって冷えることもあるので羽織るものを持っていくのがおすすめです。
ただ教会の中は外より涼しいとはいえ、雷雨のあとの夜の涼しさとは別物です。

持ち物リスト

というわけで持ち物は、

  • 飲み物
  • サングラス
  • 上着
  • レジャーシート

このあたりが必須リストになるかと思います。

公共交通機関の運行状況が変更になります

土曜日の昼から日曜日の昼まで、水上バスには欠航する便が出るので注意が必要です。
一方で花火のあとに帰路に着く人のための増発もあります。

詳しい情報はヴェネツィアのヴァポレットと、ローマ広場に発着する市バスを運営しているACTVのWEBページに掲載されます。

6月18日現在はまだ何も情報が出ていないようです。
トップページのニュース欄に「REDENTORE 2019」のようなタイトルでお知らせが出るはずです。

バスだけでなくTrenitalia(電車)もレデントーレ祭の土曜日は、特別に深夜まで運行します。
レデントーレ祭公式サイトにも、プログラムや公共交通機関の変更をまとめたPDFファイルがアップされます。
毎年出るから今年も載せるはず。
イタリアの仕事なので気長に待ちましょう。

2019年は2年に1回開催されるビエンナーレの年です。
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